ホッキョクウサギ日誌

なかにしけふこのブログ。宗教学と詩歌文藝評論と音楽と舞台と展示の話など。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

入沢康夫さん逝去

詩人・入沢康夫さんが逝去されたことを田野倉康一さんのフェイスブック投稿から知りました。その後、報道各社のお悔やみ記事を見て、10月15日に逝去されていたことを知りました。 入沢康夫さん死去 詩人・宮沢賢治研究:朝日新聞デジタル そういえば入沢さん…

Spellbound展(Ashomoleam Museum, 2018年11月4日)

オクスフォード大学アシュモリアン博物館のSpellbound展を見に行きました。 www.ashmolean.org トレイラーはこちら。 youtu.be第4層(3rd floor)の企画展フロアをいっぱいに使ったコンパクトな展示ですが、じっくり見ると2時間半はかかります。エントランス…

関口凉子×港千尋対談「味覚と視覚のポスト3.11-フランス語圏をフィールドにして」(11月20日、津田塾大学小平キャンパス)

津田塾大学多文化・国際協力学科設立記念対談 関口凉子×港千尋「味覚と視覚のポスト3.11-フランス語圏をフィールドにして」を木村朗子先生のお誘いで聴講しました。木村先生による一連の「震災後文学論」の実践者のことばのアーカイヴ化の試みでもあります…

前橋文学館「この二人はあやしい」展&萩原朔美・清家雪子トークイベント(2018年11月17日・後編)

前橋文学館「この二人はあやしい」展と萩原朔美・清家雪子トークイベントに行った話の後編です。鼎談の詳細はいずれどこかの活字媒体に出ると予想されますので、こちらでは話題別にまとめました(聞き落としもあるかと思いますが、どうぞご容赦ください)。…

前橋文学館「この二人はあやしい」展&萩原朔美・清家雪子トークイベント(2018年11月17日・前編)

前橋文学館「この二人はあやしい」展と『月に吠えらんねえ』トークイベントを見ました。 みごとなキュレーションと配慮の行き届いた進行と運営、素晴らしかったです。トークイベントは申込制先着100名。申込開始日当日、私は文献調査でロンドンに着いたばか…

倫敦でおいしいものをたべる2018年秋

以前、短期文献調査時に倫敦でおいしいものをなるべく安く食べるお話を書きました。一ポンド270円だったころはそれはそれはみじめな思いをしたものでした。あれから10年、一ポンド150円前後になったのはほんとうにありがたい(ただし、ヒースロー空港の両替…

大英博物館・「神々とともに生きる」展(Living with Gods: people, places, and the worlds beyond, British Museum, 2018年2月19日)

これからの博物館・美術館の宗教展示の可能性に注目しています。ここで過去記事を再録しましょう。British Museum(大英博物館)の宗教とマテリアルカルチャー展「神々とともに生きる」(Living with Gods: people, places, and the worlds beyond, 2017年11…

Anglo-Saxon Kingdoms展(British Library, 2018年10月28日)

学園祭休みとreading weekを縫って倫敦に文献調査で10日ほど滞在しておりました。文化史展示のなかの宗教展示の意義に注目して展覧会を見ています。大英図書館でAnglo-Saxon Kingdom展を見ました。 www.bl.ukゆっくり見ると4時間かかります。大英図書館中世…