ホッキョクウサギ日誌

なかにしけふこのブログ。宗教学と詩歌文藝評論と音楽と舞台と展示の話など。

エドワード・J・ワッツ『ヒュパティア 後期ローマ帝国の女性知識人』(中西恭子訳、白水社、2021年)重版出来・書評掲載・ブックローンチイヴェントのお知らせ(2021年12月30日追記あり)

みなさまごきげんよう、なかにしけふこです。
おかげさまでエドワード・J・ワッツ『ヒュパティア 後期ローマ帝国の女性知識人』(中西恭子訳、白水社、2021年)ご好評いただいております。

www.hakusuisha.co.jp
さて、みなさまにお知らせがあります。

重版出来!
発売二週間で重版出来です。
白水社の西洋古代史の本では最速記録とのことです。
ありがとうございます。
とはいえ、ぜひ皆様お早めにお求めください。
Amazonの「欲しいものリスト」古代ローマ史部門第1位に入っております。
欲しいものリストに入れたままのみなさま、ぜひともお早めにお求めください。
そして、地域の図書館へのリクエストもよろしくお願いいたします。

amzn.to(12月30日追記)3刷が決まりました。ありがとうございます。
みなさまぜひお早めにお求めください。
ひきつづきどうぞよろしくお願い申し上げます。

【書評・紹介掲載】
毎日新聞書評欄に本村凌二先生による書評が掲載されました。
ALL REVIEWSに収録されました。

allreviews.jp本村先生は「2021年 この3冊」の一冊目にも推してくださいました。
https://mainichi.jp/articles/20211218/ddm/015/070/020000c

mainichi.jp

「<1>五世紀、キリスト教が国教になっても古典文化継承者は少なくなかった。アレクサンドリアの女性ヒュパティアは優秀な数学・哲学者であったが、キリスト教徒の反感をかい、暴徒に路上で惨殺される。その非業の死には世界史が凝縮されている。」

とのことです。先生ありがとうございます。


朝日新聞電子版「じんぶん堂」でご紹介いただきました。
序章「大斎の殺人」の試し読みができます。
こちらもどうぞよろしくお願い申し上げます。

book.asahi.com
(12/30追記)
東京新聞書評欄「2021年この3冊」(12月25日付)で小沼純一さんが『ヒュパティア』を推してくださいました。また東京新聞夕刊学芸欄「大波小波」(12月27日付・「出版界に未来はある」)で川本直『ジュリアン・バトラーの真実の生涯』などとともに『ヒュパティア』が紹介されました。
・ゲンロンカフェ/シラスのブックトーク番組、斎藤哲也×山本貴光×吉川浩満「人文的な、あまりに人文的な」(12月28日)でも紹介されました。

genron-cafe.jp



【登壇します】
1月8日19時から21時、下北沢・本屋B&Bの配信でブックローンチイヴェントを開催します。
宗教社会学者の橋迫瑞穂さん(近著に『妊娠・出産をめぐるスピリチュアリティ』(集英社新書))と対談します。
アーカイヴ配信あります。

 

中西恭子×橋迫瑞穂
「「公共的知識人」を生きた女性の虚像と実像、そして象徴」エドワード・J・ワッツ『ヒュパティア 後期ローマ帝国の女性知識人』(白水社)刊行記念

出版社:白水社

配信参加(アーカイヴあり):1650円
書籍つき配信参加:1,650円+『ヒュパティア:後期ローマ帝国の女性知識人』3,960円

 

bookandbeer.comお申し込みはこちらから。
Peatix  

https://bb20220108.peatix.com/


(12月30日追記)

・12月3日、レクチャー&セミナーシリーズ「西洋古代におけるジェンダー」(名古屋大学、オンライン開催)の枠内で翻訳者による本書の紹介タイムをいただきました。
・12月29日、ヒロ・ヒライさんのBHチャンネルに出演しました。詳しくはこちらから。

mmktn.hatenablog.com


このほかにも追ってお知らせがあります。
引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。