ざびえる pic.twitter.com/txYJZRi83T
— Kyoko Nakanishi (@mmktn) December 4, 2018
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大分土産のきりしたん名辞銘菓・ざびえる(ざびえる本舗)とドン・フランシスコ(菊家)を食べ比べてみました。
ざびえるは白餡饅頭の趣で和菓子寄りの味。金のざびえるのフィリングはラムレーズン味の白餡、銀のざびえるのフィリングは白餡です。しっとりとした皮と白餡の甘味をしっかり味わえます。
ドン・フランシスコはジャムをクレームダマンド生地に包んだ洋菓子寄りの味。緑のドン・フランシスコのフィリングは林檎ジャム、赤のドン・フランシスコのフィリングはブルーベリージャム。果実の酸味とアーモンド生地の甘味の調和が爽やかです。
どちらもおいしくいただきました。濃くいれた珈琲や紅茶のお茶請けに好適です。
ざびえるの箱のパッケージデザインが秀逸です。箱の表面が天鵞絨張り調なのもロゴマークデザインがそこはかとなく大仰に南蛮文化調なのも味わいぶかい。大きい箱ならさらに迫力が出ることでしょう。
ドン・フランシスコは大友宗麟の霊名にちなむ名前の銘菓です。後発商品のようですが、ざびえるの芸風ときちんと棲み分けができているのも好ましいです。
このほか、ざびえる本舗にはヴァイオレットリキュール味の白餡を包んだカステラ菓子「瑠異沙」が、菊家には栗饅頭「ペトロ岐部」があるとのことです。ぜひそのうち偵察してみたいと思います。
*ざびえる本舗は前身の菓子舗・長久堂の倒産後、同社旧職員の尽力で再建された会社とのことです。「中小機構」のブログ記事はこちら。
j-net21.smrj.go.jp
*菊家の営業企画統括部長・安部多加志氏インタビューがFMK Morning Glory(熊本)のサイトに出ていました。創業者の齋藤智氏は岩手・一関出身とのことです。
*天草にもきっとあるだろうと思って検索したらやはりありました、きりしたん名辞菓子。南蛮菓子の店・えすぽるとの「四郎の初恋」シリーズです。