ホッキョクウサギ日誌

なかにしけふこのブログ。宗教学と詩歌文藝評論と音楽と舞台と展示の話など。

筆記用具の話

文献を読むときのメモは鉛筆(Bか2B)、ノート+構想を書くときはMarvyのドローイング用ミリペン(0.1mmと0.3mm、黒とセピア)、ときどき気分を変えるためにステッドラー・トリプラスファインライナー(モーヴ、スモーキーブルーなど)。発色良く筆先細くかりっとした書き味が必要なのでこの選択になりました。

鉛筆にはほどよい軟らかさを求めます。20代前半まではF使ってましたがいまは発色と書き味を優先しています。

サラサグリップ0.28mmブルーと青緑あたりも好きです。にじまないゲルインクボールペンの流れるような書き味。色がきれいで思考も弾みます。


万年筆は詩歌の構想とPCで打つ前の清書(縦書き)で使います。ラミーサファリケルトン細字にコンバーターを使って色雫紫陽花色を入れています。確かにラミーの万年筆の筆先は乾きやすく、扱いには要注意です。パイロット万年筆の極細のペン先のしなやかで流麗な書き味も好きです。アルファベットを書くなら海外メーカー製品、日本語を書くなら断然国産です。

筆記用具はお茶の水レモン画翠か丸善文房具部、または東大生協本郷第一購買部で見ることが多くなりました。ボールペン・ゲルインクボールペンなど高機能の新製品を見るなら東大生協本郷第一購買部が楽しい。お茶の水レモン画翠と丸善文房具部は魅惑の筆記用具が誘う魔窟です。丸善文房具部にはA5ツバメノート100枚サイズもあります。

なお、良いお道具を使ったからといってよい作品が書けるわけではないことはいうまでもありません。