このたびは《舞台刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち》への12月21日ソワレ分の劇評をお読みくださりありがとうございます。
ブラウザゲーム未修、刀剣乱舞シリーズ初見の者が「神農直隆氏演じる武市瑞山(武市半平太)が見たい」という動機で東京凱旋公演を見に行きまして、「とてもおおきなものを受け止めてしまったので書き留めておきたい」の一心で書いた記事で、見落としや記憶違いなど至らない点もございますが、予想をはるかに超えた反響をいただきました。感謝申し上げます。
詩書やハードカヴァーの学術書の標準初版部数はおおむね500部から700部です。今回の記事では、一日で私の第一詩集(『The Illuminated Park 閃光の庭』書肆山田、2009年、第15回中原中也賞最終候補作品、初版500部(なかにしけふこ名義))と単著(『ユリアヌスの信仰世界』慶應義塾大学出版会、2016年、初版700部)の初版部数を軽く超えるページビューをいただき、ほんとうに驚いています。
2.5次元ゆめあなどるべからず。やはり複雑な象徴体系をこめた作品を論評する適切なことばが求められているのだと改めて感じ入るしだいです。
そして18日の大千穐楽ライヴビューイングまで待てず、もう一度見に行きたくなりまして、1月4日のソワレを見てきました。新たな発見が多々ありました。
大人三人の円熟もさることながら、刀剣男士を演じる若手演者のみなさまの上達には目を見張りました。やはり長期公演の醍醐味でしょう。龍馬さんと武市先生と東洋さまについても新たな発見が。
12月21日、1月4日とお席の手配にご尽力くださったみなさまありがとうございます。
さらに審神者の皆様から舞台版の過去作品やミュージカル版のおすすめもいただきました。1月4日ソワレ分、1月18日大千穐楽ライヴビューイング分の記事は追ってUPいたします。
こちらに関連記事へのリンクをまとめます。
12月21日分
その壱(総説)
mmktn.hatenablog.comその弐 シノプシスと作品設定
mmktn.hatenablog.comその参 刀剣男士のみなさま
(陸奥守吉行、紅白鳥太刀、和泉守兼定・堀川国広)
mmktn.hatenablog.comその四 刀剣男士のみなさま(南海太郞朝尊・肥前忠弘)と以蔵さん
mmktn.hatenablog.comその五 歴史人物のみなさま(主に武市先生)
1月4日分
その壱 覚書
その弐 薫習の物語、そして龍馬さんと武市先生
《維伝》《歌合》ライヴビューイング
それでは、引き続きご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。