読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ホッキョクウサギ日誌

古代末期地中海世界の宗教史、宗教学、詩と短歌と文藝評論とその周辺をめぐるよもやまばなし。

マーティン・スコセッシ《沈黙》を見に行きました

もう一ヶ月以上前のことになりますが、マーティン・スコセッシ《沈黙》を見に行きました。遠藤周作の原作に対する深い理解と、モデルとなったジュゼッペ・キアラ神父(作中ではロドリゴ神父)とクリストヴァン・フェレイラ神父の棄教と日本での余生をめぐる…

岡野弘彦『折口信夫の晩年』を読みました

たいへんごぶさたしておりました。みなさま新年度いかがおすごしでいらっしゃいますでしょうか。こちらには随時折口信夫とその周辺関係のゆるやかな読書日記をUPするコーナーを設けました。「折口信夫とその周辺」タグです。そこで本日のエントリです。 ◇岡…

最近書いた詩歌・文藝評論関係の文章について

最近書いた詩歌・評論関係の文章についてお知らせします。『現代詩手帖』2016年9月号・特集「古典詩への誘い」に「叙景と引証とわたし、ある古代末期文学紹介の試み」を寄稿しました。古代末期地中海世界のギリシア語文学・ラテン語文学の抒情と叙景と「私が…

「スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチとの対話」に行ってきました(2016年11月25日・東大本郷、なかにしけふこのツイッター(@mmktn)より聴講メモを再録)

「スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチとの対話」に行ってきました。(主催:東京大学大学院人文社会系研究科現代文芸論研究室、後援:日本ペンクラブ、協力:岩波書店・沼野科研)公式告知はこちら。 20161125 スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチとの対話 …

単著『ユリアヌスの信仰世界』を上梓しました

このたび、単著『ユリアヌスの信仰世界 万華鏡のなかの哲人皇帝』を慶應義塾大学出版会から上梓いたしました。博士学位請求論文に大幅に加筆改訂して単著に仕上げました。密林堂でも取り扱いあります。こちらです。日本ではイプセンやメレジコーフスキイや辻…

【登壇します】シンポジウム 「宗教」をものがたる-宗教/文学研究のいま-

「宗教・イメージ・想像力」研究会、第2回の企画として以下のシンポジウムを行います。私もコメンテーターとして登壇します。ショートノーティスで恐縮ですが、ご関心おありのかたぜひお運び下さい。(近藤光博さんのnoteより情報を転載します) ========== …

塚本邦雄展に行ってきました(北上・日本現代詩歌文学館、2016.3.19-6.5)

北上の日本現代詩歌文学館へ塚本邦雄展を見に行きました。没後10年回顧展です。 塚本邦雄旧蔵書・旧蔵音源映像資料と本人直筆原稿・書簡ほか関連資料は死後散逸の危機を免れました。日本現代詩歌文学館に所蔵されているもののほか、ご子息の塚本靑史氏が保管…

震災後文学:いとうせいこう『想像ラジオ』(河出書房新社、2013)

津田塾でご一緒している木村朗子先生のお誘いで、3月19日に物語研究会のミニシンポジウム「災厄と物語」で登壇します。私は宗教学徒で西洋古典学と詩歌の実作にも関わる者の立場から「橋を架ける学問と詩」について提題しますが、いまさらながら「震災後文学…

震災後文学対談:日本近代文学館「声のライブラリー」伊藤比呂美・新井高子・若松英輔回(9月12日)

日本近代文学館の「声のライブラリー」を見に行きました。http://www.bungakukan.or.jp/cat-lecture/cat-voices/2250/ お題は震災後の詩について。天変地異の後に書かれうる機会詩について考える回でもありました。伊藤比呂美さん司会、若松英輔さんと新井高…

辻邦生『西行花伝』展(学習院大学史料館)を見に行きました。

もう一ヶ月ほど前になりますが、学習院大学史料館の「辻邦生 西行花伝」展を見に行きました。備忘録としてUPしておきます。 学習院大学史料館www.gakushuin.ac.jp晩年の大作『西行花伝』の成立に至る辻邦生と西行のかかわりに着眼した、凝縮されて美しい展示…